TDQを遊ぶには

 TDQを遊ぶ為の方法は一つに限りませんが、ここでは管理人的に分かりやすいと思う手順で説明していく事にします。
 なお、これらの方法は管理人環境 Win98×IE6.0 で実践し確認を取りました。

=ファイルのダウンロード=

 まずは必要なファイルを全て手に入れてしまいましょう。
 ダウンロードするファイルはLZH形式で圧縮されていて、一部ZIP形式もあります。ここで対応形式の解凍ソフトを持っていない人、またはそもそも圧縮って何?というような人は、インターネット上で検索してみるなり 『窓の杜』 や 『Vector』 等のオンラインソフトライブラリを経由するなりしてソフトを入手してくる事を勧めます。

◆X68kのエミュレータ
選択肢は幾つかあるでしょうが、以下の3種類を紹介しておきます。どれか1つがあれば事足りるので、何を使うかはご自分のパソコン及びお好みに合わせて。
上記2種は実際に動かしてみたので詳しい設定など後述してますが、管理人はWin使いでありMacを殆ど触った事が無いので、3番目についてはどんなものであるのか全く分かりません。ご容赦下さいますよう。
EX68
Windows用です。 http://www.ksky.ne.jp/~yamama/emul/index.htm へ行き、「EX68V***.LZH ダウンロード」 から 『Ex68v***.lzh』 をダウンロードします。*に入るのはバージョンの数字で、最新バージョンはv215です。(余談ですが管理人はv215で不具合が出るため、以前に保存してあったv211に落としたところ、とても安定した動作状態になりました…。)
WinX68k高速版
Windows用です。 http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Sunnyvale/1779/ へ行き、「WinX68k高速版v*.**」 から 『winx68kkousoku.lzh』 をダウンロードします。*に入るのはバージョンの数字、2003年3月6日時点ではv0.95。比較的頻繁な更新が続いていて進化の途上という印象。
X68000 Emulator For Macintosh
Macintosh用です。 http://www22.ocn.ne.jp/~non/x68/ へ行き、ダウンロードページから入手して下さい。
◆X68kのROM・OS
これらX68kシリーズソフトウェアは 『FSHARP』 にて無償公開されていますが、そこからダウンロードするには@niftyのIDとパスワードによるログイン認証が必要です。
ですので、上記EX68サイトに転載されているものを落とすのが楽でしょうか。「無償公開ソフトの転載」 へ行き、使用許諾に 「同意します」 を選んでダウンロードページへ。下2つの両方が必要です。
X68000EXPERT IPL-ROM ($FE0000〜$FFFFFF)
IPL-ROMと名の付いているものが4つ並んでいますがどれも働きは同じですから、これが一番無難かと。ファイル名は 『X68biose.lzh』。
Human68k for X680x0 version 3.02 (ディスクイメージ版)
こちらがOSのイメージファイルになります。ファイル名は 『Humn302i.lzh』。
◆TDQ1・2
元々は作者様のページから 「XDF形式・ダウンロード」 で1・2共ダウンロードできたのですが、現在では不可能になっています。
ファイルの新規入手を試みる方はリンク集をご参照下さい。ただしこの後に続く説明は、以前のTNB製作所によるXDF形式のバージョンを念頭に置いて記述したものになりますので、その点ご了承を。
特設ページAJI版利用法

=ファイルの解凍=

 解凍の際は、XDFファイルはどこでも構いませんが、他は全て同一フォルダに置くように。でないと折角のファイルがエミュレータ側に認識されないかと。

 EX68を使用する場合、『Ex68v***.lzh』 内に更に 『X68Sound.zip』 というものがあったと思いますので、これも忘れずに解凍して下さい。『X68Sound.dll』 が出来ます。
 解凍した筈なのにファイルが見当たらない?と疑問に思った人は、Windowsのフォルダオプションから 「全てのファイルを表示する」 にチェックを入れてみること。

 

 ここまでを共通説明とし、この先は各エミュレータごとにページを分けて、それぞれの設定項目とゲームの起動に関して画像を添え説明していきます。

EX68編WinX68k高速版編

 私見を述べますと、EX68はv215・v214共々どうも動作が不安定だと思います。管理人の所ではよくトラブルの引き金になっている気が…。またパソコン本体のハードディスクへのアクセスに影響されて、処理速度の大きな揺れが起こりやすいかも。
 WinX68k高速版はグラフィックの処理能力など、全体的に優れていそうです。リアルタイムセーブが出来るのも魅力的なのですが、未だ活発な改良の弊害か少し厄介な不具合があったり。

 

 さて、以上を済ませれば細々とした作業は完了です。道のりは多少長いかもしれませんが、これであなたもTDQの世界に入れるようになったはず。
 疑問質問難癖等ありましたら管理人までどうぞ……それでは良い冒険を!

'04.04.04 ver.

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